1988-05-18 第112回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号
○日笠委員 ですから、最後に一言申し上げたいのは、やはり国際化ということを考えていかなければいけないわけでございますし、このガット云々という問題、イギリスから言われている問題はきのうきょうじゃないのです。竹下総理大臣が、私が大蔵大臣のころからの懸案事項だと言っていたでしょう。ガットが去年十一月に突然言い出したわけじゃないわけです。
○日笠委員 ですから、最後に一言申し上げたいのは、やはり国際化ということを考えていかなければいけないわけでございますし、このガット云々という問題、イギリスから言われている問題はきのうきょうじゃないのです。竹下総理大臣が、私が大蔵大臣のころからの懸案事項だと言っていたでしょう。ガットが去年十一月に突然言い出したわけじゃないわけです。
ガット云々の話もございましたけれども、その手続は手続としてそちらはお進めになろうとも、話し合いは話し合いとして何としても継続をするということに合意を得たいものだと主張いたしましたところが、それはわかった、話し合いは継続しましょう、こういうことでございました。
しかし私が話し合いを継続しようと申し上げましたのは、答弁申し上げましたのは、現地において私の方からヤイター代表に対して、長きにわたって交渉を続けてきた、そのことについて改めて三月三十一日、夜になりましたけれども、四回目の会談におきまして、とにかく日米間、二国間で話し合いをしていこう、そして結論は勝った負けたということではなしに友好国らしく円満な話し合いを続けたい、こういうことでございまして、現状、ガット云々
○国務大臣(佐藤隆君) 先ほど来も申し上げておりますように、とにかくガット云々の前に、三月三十一日の夜になりましたけれども、日米間で話し合いは継続しようと我が方で提案をいたしましたものを向こうものんでくれましたので、その線に沿ってひとつ詰めを行ってまいりたい、しかし想像するにガット手続は既に取り運ばれていくでございましょう、こう申し上げておるわけでございまして、そうだとするならば、五月四日というまた
したがって、ガット云々のアメリカの主張は失当だと私は考えております。
○政府委員(佐野宏哉君) ガットの紛争処理手続に訴えるということは、現在アメリカ政府の中でそういう決定は行われていないわけでありますから、したがってガット云々の議論というのはアメリカの現在の公式のポジションとしてはそういうものは存在しないというふうに認識しております。
また、担保率の引き上げについてガット云々とか言っておられますが、この担保率の引き上げ、公定歩合の二厘引き上げにつきまして、ロンドン市場、ニューヨーク市場、世界各国とも日本のとった措置は非常にタイムリー・ヒットであると好評を受けておるようでございます。(拍手)したがって、御存じのとおり、公定歩合の操作につきましては、あらかじめ質問するのが変で、答えることもできない問題であります。